Blue Sky

ピアノ教室あれこれ・・徒然なるままに・・

先週泣いた生徒の話を書きました・・

今日彼女はいつものようにお母さんと一緒にやって来ました。
時間より10分早かったんで私があせりました(^^;)

なんか張り切った様子・・
一瞬で生徒の状態はだいたいわかります。

先週ボロボロで弾けなかった曲が完璧に弾けていました。

「すごいやん!!」と私が言うと彼女はニコニコと嬉しそうにしていました。
嫌味っぽく「先週と全然違うやん」と私。彼女は照れ笑い。
続けて私は言いました。
「なんで今回上手に弾けたか自分でわかる?わかるやんなぁ〜練習いっぱいしたからやんね。先生には全部わかるで〜○○ちゃんは頑張ったら上手に弾ける子やからこれからも頑張って練習せなアカンで」と・・

そこでお母様の「あいのて」が入りました。
「○○、よかったなぁ〜」

宿題の全ての曲を完璧にこなしていました。

人間誰しもダレル事はあります・・
そこに喝を入れる事は必要ですね。

自分自身にも言える事で・・

普段生徒に言っている事は自分にも言い聞かせている事が多いです。


久々にやってしまいました・・

生徒が泣きました・・
怒ってないんだけどあまりにも練習していないのが目に余り、よく出来る子だけに
注意しました。

弾けてないのに加えて・・
ノートの宿題も忘れていて・・とダブルで酷かったからこれは注意して当たり前。

「スイミングやったら教室に行って泳いでそれで毎週泳いでいって上手くなるけどピアノはここでやるのは1週間のうちの7分の1やろ?あとの6日は家で短い時間ずつでもいいからしないとアカンやろ?全然せえへんかったら前に来た時より出来なくなったりするよ。○○ちゃんはよう出来る子やから言うねんで。出来へん子には言えへん。」

親の前で言いました。
親御さんの「あいのて」が入りました。
「あんた(娘さんのこと)遊びに行ってばっかりやろ?もっとやらなアカンわ」

こういう「あいのて」ってどうですかね・・(^^;)

そして彼女は涙ぐみました。
自分に悔しいから泣いたような感じでした。

帰りは笑ってちょっと照れ臭そうに帰って行きました。
来週の彼女が楽しみです。

きっとやって来てくれると思います。
今週は先日の祝日13日や来月の祝日の分のレッスンを今週の中で補う為にちょっとバタバタとしています。
あと・・26日に師匠の門下生の発表会があって練習しなければいけないのであせっています・・(汗)

うちの教室は祝日分はどこかで振替えてします。5週目はお休みです。そして子供さんのレッスンは1月8月も月4回します。大手音楽教室の様に年間何回・・と決めていません・・・

今月は水曜日が5回あります。ある生徒さん(小4)が帰る時・・親御さんが迎えに来られました。
親御さんと生徒さんに「来週はお休みですよ」と私が言うと生徒さんは「えーー休み?↓来週も来たいなぁ〜」とポツッとひとり事のように言いました。親御さんは「その分 いっぱい家で練習出来るでしょ」と諭してらっしゃいました。そんな会話が・・とても嬉しかったです。

また別の子の話です。
修学旅行で先週休んでいました・・来るなり「先生・・これ・・」と袋を私にくれました・・

修学旅行のお土産でした。彼女は小学校6年生。
開けてみると可愛いイルカのストラップでした。鳥羽水族館で買ってくれたそうです。

ストラップ

「お小遣いはいくらまでって決まっていたの?」と私が聞くと
「3200円」と彼女はニコッと笑って答えました・・

3200円・・なんか微妙ですね・・(^^;)200円というところがおまけみたいで面白い・・

自分達の時はどうだっただろう?思い出せません。

でも本当に嬉しかったです。後で親御さんからのメールでわかったのですが、親御さんが「先生に買って来なさい」と言ったのではなく彼女がちゃんと私の事を考えて自主的に買っていたそうです。

親御さんからのメールには「うちへのお土産は定番の赤福でした」と書いてありました(^^)
そして・・「お小遣いを自分で色々考えて使えるのも嬉しかったみたいです」とも書いてありました。

生徒ちゃんのお買い物リストの中に私へのお土産が入っていたんだわ・・
と感激しました。

以上 今日の嬉しかったことでした。



先月ある方からの紹介で小学校3年生女の子が体験レッスンに来られました。
小学校3年生でスタートは遅いと言えば遅いです。
ただしこれは日本での話でアメリカではピアノを始める年齢は日本より高い学年から始めるパターンが多いそうです。

うちの教室でもスタートされる年齢は様々で2歳半からきてくれているお子さんもいます。

先月の体験レッスンでは小学校3年生という事で「ねっ?これも知ってるでしょう?知っていた事だけどね・・でもそれを楽譜にしたらこうなるのよ」みたいな事もいつくかしました。

現在・・と言いますか私は15年位バイエルは一切使っていなく導入は「ミドルC」から上下に広がっていく進め方のテキストを使っています。最初から大譜表から入る方がヘ音記号嫌いにならずに済み譜読みがスムーズにいくのです。

ピアノが練習するのが嫌→宿題が出来ていない
これは譜読みが出来ないからというタイプのお子さんが多いパターンです。
実際私も子供の頃は譜読みが嫌いでなんとなく適当に弾いていたような気がします。
中学校3年間吹奏楽をかなり一生懸命にやったのでその時に改めてリズム譜の譜読みを徹底的にやり直しさせられ・・・アンサンブル・・人と合わせる事の楽しさ、音楽の楽しさを体感し・・それが今の自分に繋がってきていると思います。吹奏楽の3年間がなかったら今の職業にはついてなかったと思う程、中身の濃い3年間でした。

少し話はそれましたが・・

重要な事はやはり導入時期におけるソルフェージュです。呉 暁先生の本、「練習しないで上達する―導入期のピアノ指導 (単行本(ソフトカバー)) 呉 暁; 山本 美芽 (著) 」   はとてもよかったです。
ソルフェージュの大切さが色々書いてあります。

以前していましたblogでこの本の紹介をしたら・・ライターの山本美芽さん直々にトラックバックしてこられたので驚きました・・

さて話は戻りますが体験レッスンではいかに楽しいものかというアピールと短い時間でその子の性格や音楽的なものを見ないといけません・・
先日の女の子はリズム感がいいのがすぐわかったのでミュージックデータと一緒にピアノを弾かすというアンサンブルを体験してもらいました。

まだピアノを弾くという事では初めてなので音数など限られた範囲での練習曲はつい退屈になりがちです。それをバックミュージック(midiデータをスピーカーで再生して)に合わせて演奏するとなんとも気持ちのいいもの、豪華なものに変わります。
ミュージックデータは本当に我々にとって有り難いものなのですがあまり使い過ぎると機会のような演奏になるので使い過ぎは良くないと思います・・

やはり人間のリズム感・・鼓動を感じてもらって・・
私が横で連弾してアンサンブル・・これは本当に効果的ですね(色々な意味で)

昔、私は「生徒一人一人のための楽譜選び」〜の講師として全国各地で講演中の宮本満栄先生のアシスタントをさせて頂いた事がありその時に本当に色々勉強させてもらいました。
連弾についてさの時期深く触れ大きな財産となっています。

うちの教室では連弾やアンサンブルを積極的に取り入れているのもひとつの特色です。

そんなこんなで体験レッスンではかなり盛り沢山の事をします。導入の指の体操などもやり結構面白いのです。
コツは「もう少しやりたいな」と思ってもらえたところで止める事です。

女の子の体験レッスンが終わった後・・私が「どうだった?疲れたかな?緊張した?」尋ねると
「楽しかった〜またやりたい!!」
と大きい声で言ってくれました。親御さんは鍵盤経験でいらっしゃる方でしたので「ミドルC」から進める事のメリットなどかなり詳しく教材についても説明させて頂きました。

その結果・・7月入会の運びとなりました☆★

実は・・昨日また2件体験レッスンの問合せがありました。
今 来ている生徒さんのお知りあいです。
2人共小学校低学年。ピアノは初めて。親御さん鍵盤経験ありの感じです。

さて縁がありますか・・どうなりますか・・
来月位に結果わかると思いますのでまたこの話題について書きたいと思います。
今日18時よりヒルトン大阪に行っていました。
ヒルトンホテル5階でI氏の「送る会」に出席してきました・・

実は5月悲しい出来事がありなかなか立ち直れませんでした。

今年からレッスンを休まれていた生徒さん(Iさん59歳男性)がお亡くなりになられたという知らせをあるミュージシャンの方からのメールで知りました。

Iさんがうちに来られるようになった・・そもそものきっかけは
私の前の師匠が・・Iさんを私に紹介してくれた事から始まりました。
IさんはY音楽教室で「大人のピアノ」を習われていたのですが大手音楽教室では振替が出来ない、時間の融通がきかない・・等の問題?があり・・それで個人の家でしているピアノ教室を探されていたようでした。

うちには丸3年来られていました。お仕事の忙しい中、本当に頑張って来てもらっていました。
去年の暮れに「来年のスケジュールは・・・」と言いながら手帳に予定を書き込まれていたお姿は今も目に焼き付いていて離れません。それがIさんと最後のお別れになるとは夢にも思いませんでした。

今日・・・百人単位の方が来られていたと思います。どの方も口をそろえて「信じられない・・」と言われていました。

奥さまの話によりますと・・2年前に病気を宣告され・・夫婦二人だけの秘密にされて戦われていたそうです。治療方法もご自分で選ばれて納得して戦って来られたそうです。

1月のある日、速達が届きました・・
「5月末まで休ませてほしい」という内容でした・・
あと・・ピアノに対しての想いも書かれてあり・・
最後に
「チャッピー君(私の愛犬)にしばらく会えないのが寂しいですが」と書いてありました。

最初その手紙をもらった時仕事関係でお忙しいのだろうと思っていたのですが2月、3月と時が過ぎていくにつれ・・私の思いは不安へと変わっていきました。

「健康面何かあったのではないだろうか・・」と気になっていました。
何かがIさんの身に起こったのでは・・という思いでした。勘です。

私から連絡を入れたかったのですが「休みます」と言われている生徒さんに連絡を入れるのもどうかな・・と思い静かに5月の末まで待とうと思いました(5月末にメールをしようと思っていた)

そう思っていた矢先に亡くなられたんです・・

本当に本当にショックでした。

今日来られていた全ての方が同じ思いでした・・
親友の方でさえ何も知らされていなかったようです・・

ご夫婦だけの秘密・・最後に病室に入るのも奥様以外は嫌がられていたそうです。

一報を聞いてから・・2週間程毎日ぐるぐる考えていました。信じられないという気持ちと何故もっと早くに連絡を(私が)入れなかったんだろう・・という気持ち等・・です。
うちの他の大人の生徒に言うとみんな涙ぐんでいました。発表会でしか接触のない生徒さん同士の関係・・それでもみんなから慕われて好かれていたIさん。

するとある日 奥様よりお電話を頂戴しました。
2年間戦われていた事、本当にピアノに行く(私の教室)のを楽しみにしていたという事、遺影は私の発表会の・・あの楽しかった日に撮影されたもの・・そういう話をお聞きして・・涙をこらえました。

明るく何事にも前向きに取り組まれていたIさん・・いつも「生き方」を私は勉強させてもらっていました・・
そういう自分の思いを奥様に支離滅裂に伝えました。奥様は「ありがとうございます・・」と言って下さいました。

奥様からの電話の日をきっかけに私は・・これ以上悲しむのは良くないと思えるようになりました。

Iさんがうちに楽しんで来られていたのは奥様からのお世辞ではなく・・本当にそうだったんです。やっぱり楽しんでおられるかどうかは生徒さんをみてすぐわかります。

今日やっとIさんに言えました・・
「献花」をしてIさんに言いました。

「Iさん、本当に色々ありがとうございました。今まで本当にお疲れ様でした。
どうぞゆっくり休んで下さい。
そちらで・・ゴルフもピアノも歌も・・また楽しんで下さい。
私はIさんという生徒さんにめぐり会えた事・・
とても感謝しています。

Iさん・・そちらでゆっくりと奥様やご自分の会社や・・みんなの事、見てて下さいね。
私も頑張ります・・」

そう言いながら私は献花しました。

奥様と今日会場でゆっくり話をさせて頂きました・・

「主人の意思を継いで音楽もしていきたい」とおっしゃられていました・・
ジャズボーカルをご夫婦で習われていたIさんご夫妻・・

Iさんは今、ここにいらっしゃらないけれど
意志はみんなが引き継いで頑張りますよ・・Iさん、本当に有難うございました。


私も・・・
また明日から今日から・・頑張ろうと思います。

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